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【意外な関係】辛いものは薄毛に効果がある?カプサイシンの発毛作用と正しい摂取法を解説

「辛いものを食べると血行が良くなる」とよく言われますが、それは本当でしょうか?

そして、その効果は薄毛にも関係があるのでしょうか?

本記事では、美容師歴20年以上・頭皮ケア専門の筆者が、辛いもの(カプサイシン)と薄毛の関係について、科学的根拠と現場の実感をもとに徹底解説します。


目次

🌶️ 辛いものに含まれる「カプサイシン」とは?

唐辛子やキムチなどの辛さのもとである「カプサイシン」は、血管を拡張し、体温を上げる働きがある天然成分です。

摂取すると、脳が「アドレナリン」や「エンドルフィン」を分泌し、血流を活発化させることで全身の代謝が上がる効果があります。

この作用が頭皮の血流にも影響し、毛根に酸素と栄養が届きやすくなることから、「発毛に良いのでは?」と注目されています。


🧠 科学的にも注目!カプサイシンが発毛を促す研究結果

2001年に日本の香川栄養大学で行われた研究では、カプサイシンと大豆イソフラボンを併用摂取したグループで、発毛促進ホルモンIGF-1(インスリン様成長因子)の分泌が増加したという結果が報告されました。

IGF-1は、毛乳頭細胞の成長を助け、毛母細胞の働きを活性化させるホルモンです。つまり、毛根の活動を“再スタート”させるカギになる可能性があるのです。

このため、カプサイシンは「育毛をサポートする食品成分」として、医療・美容の両面から注目されています。


⚠️ ただし食べ過ぎは逆効果!炎症が抜け毛を招くことも

辛いものの摂りすぎは、胃腸や頭皮に炎症を引き起こすリスクもあります。

  • 胃の粘膜が荒れると、タンパク質や鉄・ビタミンなど髪の材料の吸収率が下がる
  • 強い刺激により、自律神経が乱れホルモンバランスが崩れる
  • 頭皮の毛細血管が炎症を起こし、かゆみや皮脂過多に繋がる

このように、「良かれと思って辛いものを毎日食べる」のは逆効果です。適量・タイミング・組み合わせが大切です。


🥢 薄毛対策におすすめの摂取方法とタイミング

① 適量の目安

唐辛子で言えば1日1〜2本分(約0.5g〜1g)程度が理想です。

キムチや辛味調味料なら小さじ1杯前後を目安にしましょう。

② 摂取のタイミング

  • 朝〜昼に摂取するのがおすすめ。代謝が上がり、血流促進効果を日中に活かせます。
  • 夜遅くや空腹時は胃に負担がかかるためNG。
  • 食後のスープや炒め物に“少しだけ”唐辛子を加えるのが理想的です。

③ 効果を高める組み合わせ

研究結果からも分かるように、大豆イソフラボンと一緒に摂ることで発毛因子IGF-1が活性化します。

  • 納豆キムチ
  • 豆腐チゲ
  • 味噌汁+一味唐辛子

これらは胃にも優しく、無理なく続けやすい組み合わせです。


🕒 継続することで期待できる効果

辛いものを“適量”で継続すると、次のような変化が期待できます。

  • 血行が良くなり、頭皮の色が健康的に(青白→ピンク色へ)
  • 毛根に酸素と栄養が届きやすくなり、抜け毛が減る
  • 代謝アップによる体温上昇で、冷え性・肩こり改善にも効果

つまり、「頭皮環境を根本から整える助け」として、カプサイシンは良い方向に働くことがあります。


💬 美容師の現場実感:辛いものを“上手に”食べる人は髪も元気

私が頭皮ケアを担当しているお客様の中でも、「辛いものが好きだけど控えめに食べている人」は、頭皮が柔らかく血色も良いケースが多いです。

逆に、「激辛好き」「毎日辛いラーメン」「夜に暴飲暴食」という方は、頭皮が赤みを帯び、乾燥やかゆみを訴える傾向があります。

要するに、辛いものは“薬にも毒にもなる”ということです。


✅ 辛いものの取り入れ方まとめ

項目おすすめ
摂取量唐辛子1〜2本/日、小さじ1杯程度
時間帯朝〜昼(代謝が上がる時間帯)
組み合わせ大豆食品(納豆・豆腐・味噌)
避けたいタイミング空腹時・夜遅く・体調不良時
継続のコツ週2〜3回、無理なく続ける

🌿 最後に:辛いものは「薄毛を治す薬」ではない

辛い食べ物は、あくまで血流と代謝をサポートする補助要素です。

直接的に髪を生やすわけではありません。

しかし、冷え性・代謝低下・血行不良といった「薄毛を進行させる要因」を改善できる点では、非常に価値があります。

日々の食事の中で、少しずつ唐辛子をプラスする。

それくらいの“ほどよい刺激”が、髪と頭皮を元気にしてくれます。

食事は身体の基本です。

毎日バランス良い食事が難しい方、自炊するのは大変と思う方には今は便利なこちらのようなシステムがあります。

利用してみるものおすすめです。


🪞まとめ

  • 辛いもの(カプサイシン)は血流促進・代謝アップで頭皮に良い
  • 大豆イソフラボンと組み合わせると発毛因子が活性化
  • 食べすぎると炎症・胃腸障害で逆効果になる
  • 朝〜昼の食事に少量取り入れるのがおすすめ
  • 継続すれば頭皮の血色やツヤが改善する

食事からの育毛ケアは、サプリや育毛剤よりも長期的に結果が出やすい方法です。 「辛いものはほどほどに、でも続ける」──これが、美髪を守る秘訣です。

個別相談もお待ちしております。

髪の悩み、頭皮の悩み、薄毛の悩みアドバイスします 自分に合ったケアで悩みを改善していきましょう。
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この記事を書いた人

美容業界40年:(美容室兼自宅)
美容師26年(内:ウイッグ業界18年)現在も悩み専門として現場で活躍中
24歳でウイッグ業界へ
頭皮の悩み、髪の毛の悩み、頭皮トラブル、ウイッグの悩み
相談件数3000件以上(医療ウイッグ相談案件あり)
女性・男性 
お悩みを改善させていただきました。
増毛・育毛・ストレス脱毛・出産後の脱毛
様々な悩み解決をサポートさせていただきます。

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